1DAYセラミック
ホワイトニングの知識
歯科医院で扱うホワイトニングの薬剤は「過酸化水素」を使用しています。消毒用の「オキシドール」と同じ成分なので安全な薬剤ではありますが、消毒用のオキシドールの濃度は約3%といわれているのに対して、オフィスホワイトニングで扱う過酸化水素の濃度の割合は35%以下のものが一般的です。そのため安全な濃度だとしても、皮膚に付着すると炎症やただれの原因になる恐れもあるので、歯科医師は歯の部分のみに薬剤が触れるように注意しながら施術をおこないます。また、ホームホワイトニングで使用される薬剤の主成分は、オフィスホワイトニングの主成分とは異なり、「過酸化尿素」と呼ばれるものです。過酸化尿素は使用する際に唾液と接触し体温で尿素と過酸化水素に分解されます。一般的なホームホワイトニングは、過酸化水素濃度が10%~21%程度の薬剤を使用します。